少し間が空いちゃいましたが、先日「思い込みが生まれる過程や特徴」についてお話しました。
思い込みフィルター
今日はその続きですが、まだお読みになっていない方や内容を忘れちゃった方(笑)は、前回の記事から読んでくださいね(人∀`)
こわいのは「思い込みの拡大」です( ̄□ ̄;)!!
何かのきっかけで「桜ちゃんは話下手だね」と言われたとします。
桜の心の中には「自分は話下手だ」という思い込みが形成されます。
そして、これまでの自分の体験などを思い出し、記憶をサーチしていくわけです。
「あぁ、そういえば前にあったあんなことやこんなことも、自分の『話下手』が原因だったのかな」
って。
そういった状況の中で、誰かと話をしているときに相手に上手く伝わらない場面があったとします。
自分が話したことに、相手が怪訝そうな顔をしている(ノд・。)
そしたら、「あー、わたしはやっぱり話下手だから、上手く相手に伝わらないんだ(TmT)ウゥゥ・・・」
となります。
自分で勝手に決めつけて落ち込むわけですね。
でも、これは完全に思い込みなんです。
だって、相手が怪訝そうな顔をしていることすら実際はどうなのかわからない。
もしかしたら、深く考えているだけかもしれないし、同じように不安を感じていたのかもしれません。
つまり、起きている事に対して、どう知覚し、意味づけするかはみんな違うわけです。
結局、「自分のフィルターを通して見ているものが自分」ということに他ならないのです。
これが「思い込み」。
この「思い込み」にとらわれたままだと、チャンスが巡ってきたときにさえ、思い込みを拡大することがあります。
「わたしは話下手」
↓
「この前も失敗したから、わたしはやっぱり話下手」
↓
「どうせ次も上手くいかない」
↓
「だから、わたしは仕事ができないんだ」
↓
「こんなわたしだから、社内でもやっかいものだと思われてるはず」
↓
「わたしなんて、つまらない人間なんだ。世の中大嫌い!」
↓
「わたしのことなんて、ほっといてよ!(ほんとはかまって欲しいくせに)」
おいおい。誰もそんなこと言ってないでしょ(笑)
と、思わずつっこみたくなりますが、大なり小なり、こんな感じで自分で勝手に思考を暴走させることはあるんです。
そして、その大半は「事実とは異なる着地点」を勝手に見つけ出してる。
この思い込みの拡大は、どこかで阻止しないとどんどんと強化されて「負のスパイラル」に迷い込んで下手すりゃ出れなくなりますw
「わたしは、どうせデブだし自己管理出来ていないと思われてるんだろう」
「わたしは貧乳だから、彼は愛してくれないんだろう」
それはあなたのフィルターを通して見た「あなたの姿」。
着地点は別にあるはずです。
だから、絶対に「思い込みの拡大」だけは阻止しなければなりません!