LINEで書いた記事だけど大切なことなので再掲載します。


わたしたちは、生まれてから今日まで、色んなことを経験し多くのことを認識して日々学習しています。


そのひとつひとつの経験や体験を、自分なりに分類したり、それを意味づけたりしながら、無意識のうちに潜在意識の中にそれらをストックしています。


特に子供の頃は全ての刺激をスポンジのように吸収していきますよね。

2、3歳の女の子に「かわいいねぇ?」

って言ったら、ニコニコ顔になって全てを受け止めますよね♪

「そんなことないですょ~」とは言いません(笑)


でも、そんなスポンジのような女の子に例え悪意がなかったとしても「可愛くない」とか「頭悪いね」とかって言ったらどう受け止めるでしょうか。


その子はそれを吸収します。


それが「思い込み」に変わることすらあります。


小学校5、6年生位までに意識の中にストックされた「思い込み」に基づいてフィルターが形成されていくのですが、
このフィルターは自分の意識の中にある思い込みとマッチすれば通過して、マッチしないものは通過しません。


例えば「自分はブスだ」と思いこんでいる場合、「ブス」って言われればフィルターを通過し傷つきます。

これは、その言葉をダイレクトに受け取ってしまうから。

 

逆に「かわいいね」って言われたとしても、自分の思い込みとマッチしないのでフィルターを通過しないんです。

 


だから、例え相手が本心で言っていたとしても『卑屈な見方』をしてしまったりするわけです。


更に「負の思い込み」は特にですが、それを証明しようと常にアンテナを張っています。

何かにつまづいたり、期待通りの結果が表れなかった場合、その「負の思い込み」をすぐに結び付けて、それがエビデンスの材料として成立してしまいます。


誰だって思うようにいかないことはたくさんあります。


そして上手くいかないことは、フィルターをどんどん通過するため、自責の念にかられたり、負の思い込みのせいにしたりということが起こりやすいのです。


逆に上手くいった体験をしたり、褒められたりしても、負の思い込みとマッチしないため、フィルターはそれを通過させずに、いいことに気付かなかったり、賛辞を遮断したりしてしまうわけです。


わたしたちは、生きていく中で、色んなことを体験します。


その体験を分別し、自分の潜在意識の中に「思い込みの証」を見つけようとして、それを更に強化させるという連鎖が起こっています。

この連鎖を断ち切らなければ、「負の思い込み」が自分の夢や願望の実現を邪魔する存在になっていきます。

更に、この「負の思い込み」は、増大し拡大します。


じゃあ、どうやってこの負の連鎖を断ち切るのか?


続きますね♪