「無気力状態」から脱却する方法

読者さんからのメンタル面でのご相談です。

 

この一括りにするといわゆる「無気力」という状態。

「やるべきこと」や「やりたいこと」は自分でもしっかり把握しているのだけど、

進まないというか、気が乗らないというか、、、

一番、どっちつかずで嫌な状況ですよね。

結果、全てが中途半端になる。

わたしだって未だにあります！（笑）

 

この「無気力」の状態の時に、何が一番損なわれているのかというと「時間」です。

これは間違いないと思います。

集中できないので、ダラダラと時間だけが過ぎ去っていっている状態ですね。

仕事とか、家事とか育児とか。日々やることは一応やっているのです。

でも、それぞれを全力でやっているのかと問われればやっていないんですよね。

わたしは、この状態に陥っている時が最も「自分がダメだな」、「このままでは怖いな」という危機感を感じる瞬間です。

• 人生を左右するような差し迫った状況でもない。
• 日々やるべきことは、なんとなくこなせている。
• 自分が本当にやりたいなって思っていることに時間が上手くとれない。

 

わたしは、概ねこの3つの状態が重なった時に「無気力」になります。

みなさんも同じではないでしょうか？

 

これって、人間関係に悩んでいる時の気持ちとはまた異なる状態だと思います。

 

無気力から脱却する方法

あくまでもわたしの経験上思うことです。

「無気力な状態」というのは、「心の整理が出来ていない状態」だと思っています。

前述したように、「限られた時間を何に優先的に使えばいいのか？」が自分の中で把握できていないと言えます。

私たちは日々、たくさんの「やる事」や「やらないといけない事」、「やりたい事」に埋もれて生きています。

特に今はスマホがないと生きていけないくらいの社会になっています。

なので、当然良いも悪いもたくさんの情報が毎日入ってきます。

たくさんの情報が入ってくるから、更にやるべき事ややらないといけない事が増えていく。

でも、人間の能力って限られているので、あれもこれもは無理なんです。

 

つまり、「捨てる」ということをしなければならないのです。

いわゆる「断捨離」ですね。

 

わたしは、家に急な来客があっても全く焦りません。

散らかるような物がないので（笑）

「桜の家はモデルルーム」みたいと言われるほどです（笑）

 

元々の性格かもしれませんが、物が外に出ているのが嫌いなんです。

何か小物を部屋に飾るとか、ダイニングテーブルの上に物が散乱して食事する時に片付けないといけないとかもありません（笑）

で、友だちのお母さんとか、ネイルのお客さんとかから「お片付け」を頼まれることがよくあります。

家が散らかっている人の多くは「物を捨てられない人」がほとんどです。

「これは今は使ってないけど後々使うかもしれない」

という気持ちで、どんどん物が増えていって、それを整理しようと収納家具を買ったりするけど、余計にモノが増えていくんですよね～（笑）

そんな時は、本当に使っているもの、使っていないものに分けて、使っていないものは思い出だろうがなんだろうが捨てさせます（笑）

そして、そのほとんどは使っていないもの（笑）

なので、不要なものを捨てると部屋は片付きますし、片付くと不要なものは買わなくなる。

 

心もこれと同じだと思います。

不要なもの、使っていないものは容赦なく捨てるべきです。

人間関係も含めて。

 

なので、心の中に物が増えてきたとき、わたしは必ずノートに今の状況を箇条書きで書き殴ります。

心の中を整理している状態ですね。

で、「心の中の物」を把握した段階で、そこに優先順位をつけていきます。

そして、優先順位の低いものから順に捨てていきます。

使わないものは不要なものなのです。

それを「使うかもしれない」ととっておいても、心のスペースをとるだけです。

服なんかもごっそり捨てるのですけど、着ない服をいつまで置いておいてもクローゼットの中がパンパンになり、その時に着なければいけない服ですら、整理されていなけれあ探せないような状況は結局マイナスなのです。

心の中も全く同じ。

不要なものは潔く捨て去りましょう。

これを「整頓」と言います。

たくさんのものを「整理」しても、「整頓」しなければまたぐちゃぐちゃになります（笑）

「整頓」とは、「不要なものを捨てること」だと考えてください。

その際、情は一切捨て去ることです。

1年間も使っていないようなものや、着ていない服は有無を言わさず捨てる。

これと同じ。

心のクローゼットに乱雑に積み重ねられている感情を把握し、整理し、整頓してください。

そうすれば時間も大切に使うことができ、優先して注力すべきことが明確になり、結果として心が晴れやかになることでしょう。