乳がんで闘病していた小林麻央さんが天国に召されました。34歳でした。
謹んでお悔やみ申し上げます。
小林麻央さんの死去
市川海老蔵さんの会見を見て涙してしまった。
市川海老蔵さんには、あまり良い印象を持っていなかったのが正直なところですが、ご本人も「麻央がわたしを変えてくれた」とおっしゃってたように、本当に素晴らしい夫婦愛・家族愛だなって思いました。
まだ5歳と4歳のお子様、麗禾ちゃんと勸玄くんがどんな気持ちでいるのだろうと思うと本当に胸が苦しくなります。
わたしは小林麻央さんのブログを、乳がんという女性にとって他人事ではない病気と闘っていて、年代も比較的近い方だったのでよく拝見していました。
心に刻みこまれる記事もたくさんありました。
ありがとうの話
「ありがとう」を何万回も言うと
奇跡が起こり始めるというお話、癌になったばかりの頃聞いたことがあり、布団の中で毎日言っていたのですが、いつの間にか止めてしまっていました。今日、お世話になっている方からまた同じお話を聞いて、また始めてみることにしました。1日1000回 ありがとう。前は、そんなことなかったのに、今は、10回で涙が溢れました。引用元:https://ameblo.jp/maokobayashi0721/entry-12242025434.html
わたしたちの生活の中で、「あたりまえ」だと思っていることは多いと思います。
でも、そんな「あたりまえ」に対しての感謝の気持ちがいつの間にか薄れていきます。
差し迫った危機がないから。
これはそれだけわたし達が豊かであることがそうさせているかもしれない。
彼女は病と闘いながら、わたしたちに大事なことを教えてくれました。
日本人は、古くから「おもてなし」など「感謝」をとても大切にしてきた民族です。
やはり戦後世代のわたし達は、その心の豊かさを失いつつあると言わざるを得ません。
あたりまえのことなんてないんですよ。
ありがとうって本当に大切だな。
人の死は、病気であるかにかかわらず、
いつ訪れるか分かりません。
例えば、私が今死んだら、人はどう思うでしょうか。
「まだ34歳の若さで、可愛そうに」
「小さな子供を残して、可愛そうに」
でしょうか??
私は、そんなふうに思われたくありません。
なぜなら、病気になったことが
私の人生を代表する出来事ではないからです。
私の人生は、夢を叶え、時に苦しみもがき、
愛する人に出会い、
2人の宝物を授かり、家族に愛され、
愛した、色どり豊かな人生だからです。
だから、与えられた時間を、病気の色だけに支配されることは、やめました。
なりたい自分になる。人生を色どり豊かなものにするために。
だって、人生は一度きりだから。
わたしは、どうしても「かわいそうだな」という気持ちになってしまいます。
小林麻央さんは、そう思ってほしくないということだけど、
やっぱり思っちゃう。
7月の勸玄くんの舞台を見ることを目標に病と闘っていたそうです。
もう少しだったのに。
それが本当に残念だったな。
でも、彼女は無念だったけど、本当に素敵な家族に囲まれて幸せだったのだと思います。
彼女にとって、病におかされたことは、とてもとても大きな出来事だったけど、
それ以上に自分の人生を彩豊かに形づくったものは、家族との生活だったり、お仕事だったりなのですよね。
がんと闘う若い女性ということばかりクローズアップされてしまって、彼女の気持ちがどこか置いてけぼりになっていたので、この記事を紹介しました。
海老蔵さん、愛する小林麻央さんが逝った翌日に、お仕事をこなして、午前と午後の講演の間に時間に会見をされたようです。
わたしなら、こんな時に絶対仕事なんてできません。
本当にプロなんだな。会見でも悲しみを押し殺しながら丁寧に対応されていて。
あの市川海老蔵さんを、小林麻央さんやお子様たちが本当に変えたのでしょうね。
この苦難を乗り越えて本当に幸せになってほしいです。心からそう思います。
姉の小林麻耶さんも、麻央さんのブログに度々登場しているのですが、妹思いの素敵な女性です。
この苦しみをどうか乗り越えて欲しい。
乳がんの検査について
乳がんは、わたし達にとって誰もがなりうる可能性のある病気です。
自分は大丈夫でしょ。という根拠の無い自信は捨て去りましょう。
早期発見すれば治る可能性が高いのです。
わたしも年に1度、検診を受けています。
小林麻央さんの遺志を無駄にしないためにも。
愛する人達を悲しませないためにも必ず受診してください。
マスコミについて
書こうかどうか悩みましたが、やっぱり腹の虫がおさまらないので書きたいと思います。
まず、小林麻央さんが乳がんだということがスクープされたのは、ちょうど1年前の6月でした。
海老蔵さんが会見でおっしゃってたように、結果的にはブログを書くことで、同じような境遇の読者から勇気を得られがんばられたことは事実でしょう。
でも、なぜ病気を隠してきたかというと、子供達に伏せてたからなんですね。
だから海老蔵さんも「大切な時期だから、家族のために報道は控えてほしい」とおっしゃっていました。
これだけの家系を背負った方々なので、きっとどこかの時点では公表する必要があったと思います。
そのタイミングは、小さなお子様や関係者への影響を考えてご夫婦で決めたかったはずです。
次に、闘病中の話。
麻央さんがこんな記事を書かれていました。
100% 間違い→99%間違い
普段、
見ないようにしているのですが、
うっかり、私のことについて書かれた記事を目にしてしまい、
100%嘘の記事に驚いてしまいました。せめて、ひとつでも正しいことがあれば。
最初から最後まで、全部間違っている
記事って、よくあることですが、何故ここまで間違ったまま書いて
世の中に出してしまうのでしょう。本当に不思議です。
唯一、嘘でないことは、
私がブログに書いていたことだけでした。なので、
100歩譲り、
99%間違い記事ですね!!引用元:http://ameblo.jp/maokobayashi0721/entry-12273376526.html
裏をとっていないことを平気で書くフェイクニュースの典型です。
これは地上波テレビ、新聞全部そうです。
だからわたしはNHK含め地上波のニュース番組なんて見ません。
嘘ばっかり。
この話はこの辺にしておきます。気になる方はユーチューブかニコニコで虎の門ニュースをご覧ください。
6月23日の早朝、海老蔵さんはブログで
人生で一番泣いた日です。
マスコミの方々も
お察しください。
改めてご報告させていただきますので、
近隣の方々のご迷惑になるので
ひとまずおかえりくださいませ、
宜しくお願い致します。
この記事を読んだらもう察しがつきますよね。
そして2時半から会見するということが発表されました。
そしたらお昼前のヤフーニュースの速報で、「小林麻央さん死去 34歳」って出て一斉配信されたわけです。
これって人としてどうなんでしょう。
だってまだ海老蔵さんは何も話されていないのに「死去」って不謹慎にも程があります。
喜んでるのかなとさえ思いました。
察してくれ、自分の口で話すから
ということでしょ。
「愛してる」って海老蔵さんに最後の言葉をかけて、息を引き取って悲しみの中講演をこなし、ちゃんと報告するって言ってるのにご自分の口から話しをさせてあげるのが人情じゃないんですか?
もう本当に同じ人間なの?とさえ思ってしまう。
そりゃ炎上しますよ。
とにかく、わたしは一切マスコミを信用しませんし、有名人だから注目されるのは当たり前だけど、日頃「人権ガー」とか言ってる人がこんなことを平気でやるんですよね。
有名人だって同じ人間ですよ。
プライバシーだって保証されるべきです。
特に、こういった悲しいニュースは、せめて親族の同意があってから報道してほしいです。
なんか怒りの記事になってしまいました。すみませんw
最後に、
小林麻央さん、本当におつかれさまでした。
あなたの生き様は、同じ境遇に置かれている多くの方々の支えになったと思います。
ありがとうございました。
謹んでご冥福をお祈りします。