脱毛サロン「エターナルラビリンス」が破産w
エターナルラビリンスなど、全国に約100店舗を展開している「㈱グロワール・ブリエ東京」が平成29年4月5日、東京地方裁判所に申し立てを行ない破産手続きを開始しました。
負債総額が約50億円にも上るエステティック業界では過去3番目(現時点で)の大型倒産だそうです。
一般会員約9万人に影響か 美容脱毛サロン「エターナルラビリンス」運営の(株)グロワール・ブリエ東京ほか1社が破産
(株)グロワール・ブリエ東京(TSR企業コード:295863757、法人番号:2010001140172、港区北青山3-6-7、設立平成15年12月24日、資本金1000万円、船田正司社長)は4月5日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には進士肇弁護士(篠崎・進士法律事務所、港区西新橋1-7-2)が選任された。今後、管財人室が設置される予定。
負債総額は約49億6400万円(平成28年9月期決算時点)だが、変動する可能性がある。現時点ではエステティック業界で過去3番目の大型倒産で、一般会員約9万人が影響を受ける可能性がある。
脱毛サロン「エターナルラビリンス」など全国に約100店舗を展開していた。近年、急激に事業が拡大し、平成26年9月期には売上高約28億円をあげていた。しかし、脱毛サービスや支払方法などを誤認させる広告、解約金の不当な遅延、不払い等により、28年8月24日に消費者庁から新規勧誘などの一部業務の停止命令(9カ月間)を受けた。そのため、解約が急増し、財務や資金繰りが急速に悪化し、事業継続が困難な状況に陥った。
同年9月23日、(株)RVH(TSR企業コード:350646783、法人番号:5020001030519、東京都港区、東証2部)から資金支援を受けるとともに、同社子会社(株)ミュゼプラチナム(TSR企業コード:300036639、法人番号:3011001092832、渋谷区、以下ミュゼ社)との間でスポンサー支援に関する基本合意書を締結し、10月1日RVH社とミュゼ社が当社グループの従業員を引き受けた。29年3月24日、ミュゼ社と事業譲渡契約を締結し、事業譲渡を行ったことで、当社の事業実体がなくなり、事業継続が不可能となった。また、多額の債務を負っていて、適正に清算手続を行うため3月28日、破産を申請した。
なお、関連のミスプレミアム(株)(TSR企業コード:014440571、法人番号:1011101072785、港区南青山2-2-15、設立平成27年3月13日、資本金1000万円、同社長)も同時に破産開始決定を受けた。負債は現在調査中。なお、一般会員に対する情報提供として
(1)破産管財人(http://www.etarabi.net/)
(2)(株)グローワル・ブリエ東京(http://www.e-laby.com/)
(3)(社)日本エステティック経営者会(http://www.je-management.or.jp/)
が開設されている。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170406-00010000-biz_shoko-bus_all
エターナルラビリンス(エタラビ)とは?
エタラビという脱毛サロンをご存知の方って結構多いと思います。
全国展開していますしね。
わたしは肌露出の多い分野のモデルだし、美容業界に長年いたこともあっていわゆる「業界大手」に位置するサロンとかに通った経験が乏しいのですけど、友だちが大手の脱毛サロンに結構行っているので、意外に詳しかったりします(笑)
エタラビの倒産の引き金は、去年2016年の夏に9ヵ月間の業務停止命令(一部)をくらったことです。
なぜ営業停止処分が下ったかというと、いわゆる「誇大広告」です。
料金体系がわかりにくいってことですね。
友人が言ってたのですが、一括払いだったり、分割は結局リボ払いだし休むと電話がガンガンかかってくるとか。
あと、期間が過ぎてしまって延長する場合の金額が高額だとか。
店舗内の雰囲気はすごくラグジュアリーでいいみたいだし、担当のスタッフも良かったみたいなんですけどね~。
消費者庁がここまで動くのってよっぽどなのかなとは思います。
営業停止後に解約する人が続出して、それにより業績悪化→資金繰り難→破産→消費者泣き寝入り
という会社がつぶれるパターンです。
現在施術中の方の未施術分の費用は返ってくるのか?
現在通っている方のお金が返ってくるのか?ということが気になりますが、未施術分の返金は困難なようです。
というのも。。。
と、エタラビのサイトにあります。
正直、どんな業界でもそのサービスを受けていた会社が倒産しちゃうと、わたしたちエンドユーザーは「どれだけ損失を小さくできるか?」との戦いになります。
こうなると後ろ向きのベクトルが働きがちなのですが、その中で少しでも前を向いていくことが大切だと思います。
「救済措置」はあるので、あきらめはまだ早いですょ。
エタラビ破綻に伴う顧客への救済措置
JEM、日本エステティック経営者会が、エタラビとラットタットの破綻に伴ってその顧客への優遇措置をとるようです。
支払った現金を返金してもらえることは無理ですが、ミュゼが救済措置をしてくれるので、そっちに乗っかった方がいいかもしれません。
簡単に言えば、
「既に全額を支払っている方は、残りの施術料の35%を支払えば施術が継続できる」
また、「ローンを組んでいる方は、追加料金無しでそのままミュゼで施術できる」ということですね。
今後はミュゼの新ブランド「全身48部位美容脱毛【コロリー】」の店舗で受け容れるようです。
エタラビ顧客 救済措置1 クレジットカード、現金などで既に全額お支払済の方
全額を支払い済の場合、継続して施術を行なうためには追加料金が必要になります。
エタラビのシステムでは4回で、1回あたり28,500円ということなので、追加料金はその35%の9,975円ということになります。
例えば、残り2回残っている方の場合だと、9,975×2=19,950円を追加で支払うことによって、コロリーで脱毛の継続施術できるということになります。
返金が望めない以上やっぱり追加を支払ってでも継続した方が得策なのではないかな?
エタラビ顧客 救済措置2 信販契約にて現在お支払中の方
まだローンの支払いが残っている方のことですね。
日本プラムとダブルラックという会社でローンを組んでいる方はこれまで通り問題なく継続することができます。
CBSフィナンシャルと契約している場合はカスタマーセンターへの電話連絡が必要みたいです。
TEL:0120-383-060
エタラビ顧客 救済措置を受けるには?
救済措置を受けるには「ミュゼプラチナム」への申し込みが必要になるようです。
専用ダイヤル(0120-202-042)に電話してお申込み手続きを行ってください。
(参考)脱毛サロンの選び方
バストアップと同様に、薄着の季節になると気になるのがムダ毛処理です。
わたしは元々毛が少なくて驚かれるのですけど、それでもやっぱり当時の仕事柄脱毛は必須でした(笑)
わたしの場合は、良縁があって個人の方が経営されているサロンで施術しました。
なので、大手のサロンには数回しか行ったことはありません。
桜のレポート「アンダーヘアのお手入れとデリケートゾーンのお悩み解決法」というレポートをお持ちの方はご存知だと思いますが、
P58「わたしだけのサロンの見つけ方」で書いていることそのものなんですよね。
何度か脱毛サロンを体験したことがある方はわかると思うのですが、やっぱり施術してくれる人の技術はもちろんですが、フィーリングとかもすごく大切です。
ヘアサロンとかでも同じ人にしか切ってほしくないでしょ(笑)
なので、そういう方を見つけることが出来れば、色んな相談にも親身に対応してくれるし最高ではあると思うのですが、なかなか難しいのが現実です。
だから、大手のサロンを探すわけですけどそれもたくさんあって迷います。
あくまでもわたしの読者さんや、友だちの話ですが「キレイモ」の評価が高いです。
店舗数は少ないみたいですけど、全身脱毛をしている読者さん達が言ってたのは
「シェービングサービス」でした。あと予約が取りやすいのも高評価の理由でした。
脱毛って施術前に施術部分のムダ毛を剃らないといけませんよね。
ただ、特に全身脱毛とかだと剃り残しが出ちゃうわけですけど、大抵のサロンは剃り残しがあった場合、そこを避けて照射されます。
でも、キレイモは剃り残しを電動シェーバーですけどシェービングしてくれるらしいのです。
大手では珍しいサービスみたいですね。
お値段もお手頃だし。
わたしは、全身ほぼ生えてこなくなったので脱毛サロンに行くのも稀なんですが、ムダ毛が気になってる方は参考にしてみてくださいね♪