運動には有酸素運動と無酸素運動がありますよね。
有酸素運動がクローズアップされるのは、ダイエットにおいて有酸素運動が有効だからです。
有酸素運動とは、ご存知の通りランニングやウォーキング、水泳などがその代表選手ですね♪
そもそもなのですが、ダイエットに有効な有酸素運動を行って脂肪を燃焼させる効果を発揮させるには、『筋肉の中にあるグリコーゲンを消費させた後』になります。
グリコーゲンとは?
グリコーゲンとは、いわゆるブドウ糖が連なっている物質のことで、肝臓と筋肉に蓄えられます。
ブドウ糖と言えばデンプン。小学生の時に理科で実験したアレですね。
なのでグリコーゲンは、炭水化物の一種だと言えます。
ここでピンと来た方もいらっしゃるかと思いますが、この炭水化物と脂質、そしてたんぱく質は動植物の最大のエネルギー源です。
三大栄養素と言われていますよね。
グリコーゲンはとても大切なので、必ず知識として持っていてください。
話を元に戻します(笑)
有酸素運動とダイエット
ダイエットをするためにランニングやウォーキング、水泳といった『有酸素運動』をしますよね。
その目的は当然のことながら「脂肪燃焼」なわけですけど、有酸素運動をはじめた直後は、まず骨格筋と肝臓に蓄積されている「グリコーゲン」をエネルギー源として消費していくのです。
脂肪がエネルギーとして消費されるのは、グリコーゲンが使われた後になります。
だから「炭水化物抜きダイエット」などで痩せるわけです。
かと言って、筋トレをせずに炭水化物抜きダイエットをすると、基礎代謝量が落ちてリバウンドしやすい体に“必ず”なるので愚の骨頂です。
やったらダメですよ(笑)
また逸れちゃいそう。戻します(笑)
つまり、脂肪を燃焼させるためにはウォーキングなり、有酸素運動を開始してから、ある程度時間が経過してからということになります。
もちろん、摂った食事にもよるわけですけど、一般的には20分以上運動を継続したした後でないと、脂肪燃焼に切り替わらないと言われています。
では質問です。
「あなたは普段の生活の中で、20分以上運動することがありますか?」
運動習慣のない方にとって普段の生活だけでは、それだけの運動をすることってあまり無いと思います。
学生さんで部活などをやっていたり、ジムに通ってたりしている方は別です。
通勤で駅まで歩くと言ってもMAX20分程度なのではないでしょうか?
だって、朝のバタバタしている時間帯に通勤で20分歩くとなると、それだけでも結構大変ですょ。
一般的には80mで1分換算ですから、20分となると1.6km歩くことになります。
バスがあればバスを使う距離です。
(不動産屋さんで仕事をしているので豆知識です)
最寄駅まで、通勤のために歩いているとしても、
『脂肪の分解はウォーキングをしてから20分経過後』ですからね(笑)
普段の生活の中で20分以上の運動をすることって、
『わたしは歩いてるぞ』と思っている方でも実は案外できていないのです!!
それでは、普段は運動をしていない人が、全くエネルギーを消費しないのかというとそうではありません。
何もしなくても呼吸や体温の保持などで、睡眠中を含め消費するカロリーもあります。
それがいわゆる「基礎代謝」です。
この「基礎代謝」や20分未満の「無酸素運動」の場合、たいていは脂肪をエネルギー源として使いません。
ところが、ダイエットと違ってバストアップを目指している場合、
脂肪を減らすことは、バストアップの本来の目的と相反してしまうので、無理に有酸素運動を心がけなくても大丈夫というわけなのです。
睡眠時間や食事の時間なども含めて、運動をしなくても消費される『基礎代謝』を活性化させることが、バストアップには極めて重要な要素のひとつとなります。
当然のことではありますが、
バストアップのために必要以上に脂肪を減らす!
ということは全くお勧めできませんww
体脂肪率が気になる方もいらっしゃるでしょうけど、家庭用の測定器の誤差を考えると少しくらい高くても、過剰に気にする必要はありません。
あくまでも目安として捉えてください。
バストアップと有酸素運動
では、脂肪を燃焼させる有酸素運動はバストアップエクササイズとして『やってはいけないこと』なのでしょうか?
もちろんそんなことはありません。
なぜかと言うと、わたしが『早朝ウォーキング』をお勧めしている理由のひとつにホルモンに関する視点があります。
※これもまた書きますね♪
それに貧乳の大半が「下半身デブ」。
または「ぽっちゃり体型」だということを思い出してください。
全身の脂肪細胞から蓄積した脂肪をエネルギー源として、血流に乗せる有酸素運動は、
『お腹やお尻、太ももに蓄積した脂肪をバストに移動させる』
という“夢のような体型”になるための「絶好のチャンス」なのです!!!
1.脂肪は脂肪細胞から、リパーゼによって脂肪酸とグリセリンに分解されて血液に放出されます。
2.その脂肪酸はグリコーゲンを使い果たした筋肉に供給され、筋肉のミトコンドリアによって酸素と結びつき燃焼します。
3.燃焼した脂肪は水と二酸化炭素などに分解され、そして新たなエネルギー源として活用されます。
わたしがバストアップを始めてから、停滞期を脱出し、飛躍的にバストアップした要因は
「下半身痩せ」と「骨盤矯正」に切り口を変えたことが本当に大きいのです。
バストアップと有酸素運動とダイエットまとめ
有酸素運動は脂肪を消費するので『ダイエット』という視点で見れば、とても有益なエクササイズとなりますが、
すでに豊満なバストをお持ちの方は、大切なバストの脂肪を減らす危険性があることは事実として歪めません。
逆に、バストはぺたんこ貧乳でも、下半身に『脂肪がたっぷり』の下半身デブのタイプの方にとっては、
血液循環も改善され、停滞した脂肪が身体中に移動する効果が期待できます。
ダイエット目的の運動ではないことを意識して、運動後にバランスのとれた十分な栄養素を摂ることができたら、ダイエットとバストアップの一挙両得を狙うことだって可能なのです!
これを知識として持っていれば「ダイエットが主目的な方」にとっても、「バストアップが主目的な方」にとっても理想体型に近付く近道なのです。
バストアップとダイエットの両立は可能です♪
なので、あきらめることなく可能性を信じてがんばってくださいね♪