脇やお腹の脂肪は胸の脂肪になるの?

バストアップを勉強しだすと、世の中に色んな情報に溢れていることに気付きます。

まぁ、嘘もたくさん紛れているので、それを見極める目は必要なんですけどねァ,、’`(((;ŏ▽ŏ))),、’`’`,、

例えば、こんなフレーズなんてしょっちゅう目にします。

 

「脇のお肉を胸に集める」とか。

「お腹のお肉を胸に集める」とか。

「背中のお肉を胸に集める」とか。

「全身の脂肪を胸に集めてバストアップしましょう」とか。

 

これは「ついて欲しくない部分の脂肪」「ついて欲しい部分の脂肪にしましょう」ということです。

でもこんな事が叶うのなら、これほど嬉しいことはありません(〃艸〃)


だって「たぷんたぷん」したお腹やお尻、背中のお肉がバストのお肉に変化するんだもん。

まさに不要な脂肪の有効活用です(笑)


さて、ではこんな事は実際に出来るのでしょうか?


結論から言います。


たぶん皆さんがここでイメージする「脂肪の大移動」

これは現実には不可能です( ̄▽ ̄;)!!ガーン

 

普通に考えるとわかると思うのですが、例えばお腹に不要な脂肪があったとして、それが上に移動して胸で定着するなんてことが起こるわけがありません(笑)


お腹はバストから遠いから?


では、二の腕や脇のお肉ならどうでしょうか?


バストにも近い位置にあります。

 

ブラをする時、少しでも胸にお肉を集めたくて背中の方から、脇の方からとお肉を寄せ集めますァ,、’`(((;ŏ▽ŏ))),、’`’`,、

 

すると形のいい胸が出来上がりますよね(〃艸〃)

 

それに正しいブラの着け方や自分に合ったブラを選ぶということは、バストアップにも大きく寄与します(人∀`)

 

これは間違いありません。

ただ、脇の脂肪がバストの脂肪に変わるわけでは決してありません(๑ฅωฅ๑)

驚くことに、下着や補正下着のメーカーでも「脇のお肉がバストのお肉に変わる!」みたいに解説しているところを散見しますが、わたしからすれば「そんなこと言って大丈夫?」と心配になります(* ̄▽ ̄*)ノ”


そもそも「そこに定着している脂肪」が、マッサージや補正下着などで「バストに移動すること」はありえません( -`ω´-)


だって、脂肪って単体のものじゃないんですよ。

脂肪の中にも血管が通っていたり、筋肉と絡みついていたりするわけです。

そんな複雑なモノが簡単に移動するわけないでしょァ,、’`(((;ŏ▽ŏ))),、’`’`,、

それこそ手術しないと無理なわけです。

 


バストアップブラでバストアップは可能なの?

「脂肪が移動しないのなら、バストアップブラでバストアップなんて嘘じゃん( -`ω´-)σ)Д`*)」

ってなりますよね。

これは当然の帰結です。

 

バストアップブラの大きな役割は以下の5つです。


1.バストの脂肪の変形を防ぐ

2.クーパー靭帯を傷つけない

3.バストへの血行を妨げない

4.かっこいい胸のシルエットを作る

5.セクシーな自分を演出して気持ちを高める


詳しくは別ページで述べますが、簡単に説明すると以下になります。


1.バストの脂肪の変形を防ぐ

脂肪は移動しないけど変形します。
四角い箱で育てたトマトが四角に成長するのと同じことです。

自分に合っていない小さなブラをずっと着けていると、当然その形に変形しますよね。
だから、「自分に合ったブラ」&「こまめなバスポジ直し」が大切なのです。

2.クーパー靭帯を傷つけない

クーパー靭帯は、筋肉とバスト全体を繋いでいる靭帯。

細い糸のようなイメージです。

靭帯なので伸びたり縮んだりするのですが、パンツのゴムが一度伸びると戻らないように、

クーパー靭帯も伸びちゃうと元に戻すのに苦労します(๑ฅωฅ๑)

自分に合っていないブラだと、例えば走ってバストを揺らしたりしたときにクーパー靭帯が伸びたり切れたりしちゃうわけです。だからウォーキングなどをするときにはスポブラは必須ですよね(๑´ڡ`๑)

 

3.バストへの血行を妨げない

これは絶対です。血行をよくしようと思えば「ノーブラ」が一番いいですよね。
でも、まぁ前述したような理由や生活していく中では「日々ノーブラ」というわけにもいきません。

なので、自分に合ったブラを選ぶことが大切です。

これは出来るだけ「血行を妨げない」という意味合いが強いです。

なぜなら、女性ホルモンも栄養素も全て血液に溶け込んで全身に送られ、それが血となり肉となりバストとなるためです(๑´ڡ`๑)

4.かっこいい胸のシルエットをつくる

服を着た時のシルエットって、ブラによって大きく異なりますよね。
更に着る服によっても選ぶブラが違ったりします。

ノーブラでは作れないシルエットを作ってくれるので、ファッション性の意味合いが大きいですよ。

読者さんの写真でよくわかるのがあります。

ブラによって違うシルエットの参考例、チェスニービューティーブラデリス

↑桜の大好きな読者さんのをお借りしました。ゆちゃ事後でゴメンm(_ _;)m

5.セクシーな自分を演出して気持ちを高める

普段は見えないのがブラであり下着です。
かわいいレースの下着だったり、ちょっとセクシーな下着を身につけると、見られてはいないのに気持ちが高揚してうきうきするものです。

女の子の特権ですょ。

デートの日には、いわゆる「勝負下着」をつけるでしょ?みんな。

そうしたら、心がドキドキ、ウキウキするじゃないですか。 あの気持ちが女性ホルモンの分泌を高めてくれるんですよね~(〃艸〃)

着け心地ももちろん大切です。多少の締め付けは補正ブラには付き物ですけど、ストレスを感じるほどならそのブラは合っていないと思います。
※長くなるので、詳しくはまた書きます。


まとめ

というように、どこかの脂肪をバストに集めるということは物理的に不可能です(*;ω人)


でもブラは大切です(๑´ڡ`๑)

 

本題に戻ります。

お尻のお肉を、切り取って胸のお肉に変えるというのは、豊胸手術をしないと不可能ですが、脂肪だって「脂肪細胞」から出来ているわけです。

口から摂りこんだものが、今のあなたの体を作っているわけです。

脂質を摂るけど、その脂質をバストに運びきれていないから余計なところにお肉がつく。

こう考えればどうでしょうか。

これは「どうして小胸さんに下半身デブが多いのか?」という事にも繋がる話ではありますが、つまり摂った栄養素を活用できていないんですよね。


「脂質」は必要なんです。


でも「このご飯おいしいな~」って欲のままに食べるだけで何も対策を打たなければ、代謝が年々悪くなるのにつれ欲しくないところに脂肪がつくのは当たり前です。

ということで、良質の脂質を摂る。それを活用してバストに脂肪を集める。

これです。

バストは脂肪が9割。

脂質を摂らないとバストのお肉にはなりませんょ♡

脂質でも選るべきものは「脂肪の質」。

そしてそれを有効に活用する方法が大切ですね。

脂肪を外側から移動させることは無理だけど、内側からは可能なのです。

桜のレポート「バストアップの脂肪対策