言うまでもなく「バストアップ」とは、トップバストとアンダーバストの差を大きくすることです。


どうしてもトップバストばかりに目が行ってしまいがちなのですが、トップバストが大きくなったとしても、アンダーバストも同じだけ大きくなると、トップとアンダーの差は変わらないので、結果的にはバストアップしたとは言えませんよね。


ということで、バストアップを行なうに当たっては、トップバスト、アンダーバストを計測することがまず初めに行なうこととなります。

バストサイズの測り方


ただ、バストサイズばかりに固執するのはNGです。

全体的な体のバランスや見た目の印象などは、サイズだけでは決まらないためです。


人間の体は千差万別。骨格も胸の形や脂肪のつき方も異なるため、同じサイズの人でも見た目が全然違うのは当たり前のことなのです。


なので、あくまでも目安として「サイズ」を捉えましょう。


でもいい加減な採寸をしていては目安にもなりません。

ということでここでは、正しいバストサイズの測り方ボディサイズの測り方を解説します。

 



ボディサイズを測る場所

基本的なことですが、まずはバストの計測位置です。

トップバスト、アンダーバストを測る際、最低でも、ウエストと腹囲、ヒップと太ももは一緒に測っておきま しょうね。

女性なら皆さんご存知かと思いますが、復習も兼ねてご覧ください。


ボディサイズの測り方

 

トップバスト

バストの一番高い部分、つまり乳頭のある一番ふくらんだ場所です。

 

アンダーバスト

バストのふくらみのすぐ下の部分です。バストが下垂している方は少し持ち上げる必要があります。

 

二の腕

腕を水平に上げた時に一番太い位置。

 

ウエスト

ウエストの理想的な位置は軽く肘を曲げた最下部だと言われています。
ちょうどおへその上あたりにきますよね。

 

腹囲

基本的にはおへそから指3本下の位置(だいたい5cmくらい)になります。お腹のいちばん大きい部分です
ね。ミドルヒップとも言われます。

ヒップ

ヒップポイント(お尻の一番出ているところ)と言いたいところなのですが、理想位置は脚もの付け根( 恥骨先端)より8cm程度上の位置となります。

 

太もも

足の付け根の最も太い部分、恥骨先端から3cm~5cmの部位です。

ふくらはぎ

一番太いところ

足首

一番細いところ



※ボディサイズを測るときの注意点

正しい位置を、定期的に測るということが大切ですね。

バストアップもそうですけど、始めた頃って毎日採寸したくなるものです。

でも、そこはまぁ落ち着いて定期的(1ヶ月に一度)という形がいいと思います。

自分でボディサイズを測る時は、必ず鏡の前で測るようにしてください。

床と水平が採寸の基本です。

自分で測るときに、鏡がないと水平になってるかってわからないでしょ?

なので、鏡の前で測ることはとても重要です。

また、メジャーは締めすぎても、緩すぎても正確な数値が採れないので、
メジャーをピンと張る程度を心がけましょう。




トップバストの測り方

一口に『トップバストを測る』といっても、実は大きく3種類の測り方があります。

例えば、下着屋さんで測ってもらう時って、ブラの上から測ってもらうケースが多くないですか?

また、自分で測る時は、ヌードになって立ったまま測っている方も多いです。


この2種類「ブラを着けて測る」「ヌードで立って測る」だけでもトップバストの差って出ます。


ブラを装着した状態で測るとブラの厚みもありますけど、重力でバストが下がる重みをブラで支えている状態となりますよね。


逆にヌードで立った状態で測ると、重力をまともに受けるためにトップバストの位置も下がるので、ブラ
を着けている時よりもサイズが小さくなる方が多いと思います。


では、何が本当のトップバストサイズか??


ということになるわけですけど、わたしは「90度お辞儀をした姿勢」で測るということを推奨しています。


というのも、バストが下垂している方はにとっては、立位で測るサイズとお辞儀をして測るサイズとでは 、結構な差が出てくることがあります。


バストサイズは「トップとアンダーの差」でしたよね。


そして面積ではなく容積です。


なので3次元的に捉える必要があります。


胸がたれている方が、立位で測りそのサイズに合ったブラをつけると窮屈に感じるのは、お辞儀した時の 容積ではないためです。

ということで、お辞儀した状態のトップバストサイズが本来のバストサイズと捉えていいと思います。

トップバストの測り方

ただ、立位での採寸もした方がいいです。

お辞儀と立位の差が小さいほど、バストの下垂は少ないという目安になるためです。


ちなみにブラをして測るバストサイズは、お辞儀と立位の中間より、ややお辞儀に近いようなイメージです。

トップバストの測り方


アンダーバストの測り方

アンダーバストは立位で測ります。メジャーを当てる位置はバストの膨らみの切れ目です。
下垂している人は少し持ち上げながら測ります。

アンダーバストの測り方

両手が塞がるのでほんとは誰かに測ってもらえると一番いいんですけどね(笑)

でも、自分でメジャーを持ちながら、バストを上に持ち上げて測ることも出来るのでやってみてくださいね。

また、肺の直下にありますので呼吸による影響を受けやすくなります。

なので、あくまでも普通に呼吸をして(息を吸い込みすぎたらダメですよ(笑))、息を吸った時と吐いた時の平均値を採ります。

アンダーバストの測り方



その他のボディサイズの測り方

さて、どうせバストサイズを測定するのなら、ついでに他の部位のボディサイズも測りましょう。

これはちゃんと採っておいた方がいいです。

 

二の腕サイズの測り方

腕を床に対して水平にして、一番太い部分を測ります。

二の腕サイズの測り方

ウエストサイズの測り方

鏡を見ながら、肘を軽く曲げた最下部のラインを水平に測ります。
ただ腕の長い方は、肋骨の終わりの位置でも良いかもしれません。

ウエストサイズの測り方

腹囲の測り方

おへその下から指3本の位置。概ね5cmくらいを目安にします。
コツは一度メジャーをきつく締めてから戻った位置で採寸します。

二の腕サイズの測り方

ヒップサイズの測り方

足を揃えて直立した姿勢で、ヒップポイントにメジャーを当てます。
概ね恥骨先端より8cm程度上部に来ます。

ヒップサイズの測り方

太ももサイズの測り方

足の付け根より指3本下(恥骨先端より3cm~5cm)の部分を水平に採寸します。
メジャーを締めてから緩め、落ちるか落ちないかのところで数字を読みます。

太ももサイズの測り方

ふくらはぎサイズの測り方

ふくらはぎの一番太い部分を水平に採寸します。

ふくらはぎサイズの測り方

足首サイズの測り方

足首の一番細い部分を水平に採寸します。

足首サイズの測り方



ボディサイズを記録しよう

バストアップを目指している場合は、トップバスト、アンダーバストを測るのは当然なのですが、他の部
位も採寸する方が良いです。

バストアップは全身作業です。特にちっぱいに多い下半身デブ体型の方は下半身痩せを並行して行なっていきますよね。


また、骨盤矯正を行なうことが必要にもなってくるので、どうせなら全ての部位を採寸して、自己分析に役立てましょう。


採寸は毎月一度決まった日に行ないましょうね♪

 


ボディサイズ記録アプリ


また、参考ですが今は便利でアプリで記録できるものもありますょ。


MyStyle Note 女性のための体型診断アプリ

iOS版もAndroid版もあります。


写真はiOS版の画面です。


始めにプロフィールなどを入れて採寸値を入力していきます。

ボディサイズ記録アプリ01

 

面白いのは「美容サイズ」「モデルサイズ」で現在の自分と比較できるところですね。

 

ちなみに「美容サイズ」と「自分のサイズ」の比較です。

マイスタイルノート美容サイズ比較

 

バストサイズ以外、ほぼマイナスorz

スタイル評価3.5点 マ(。Д゚; 三 ;゚Д゚)ジ!?

 

続いて、「モデルサイズ」と「自分サイズ」比較。

 

マイスタイルノートモデルサイズ比較

 

スタイル評価 4.2点( ゚ ω ゚ ) ! !

体重はモデルよりオーバーしてるのに、下半身は小さいという。。

 

どう捉えたらいいの(笑)??

って感じではありますが、まぁ目安としてはいいかもしれません(笑)

写真もいっしょに記録出来たらいいのですけどね。

でも手書きでもじゅうぶんだと思います。

とにかく、定期的に記録していきましょう。